ボーマン膜

ボーマン膜(ボーマンまく)とは、眼球の前面を覆う角膜を構成する膜。外境界膜。



概要

角膜の上皮と固有層(実質)の間にある、コラーゲンで構成された約10μmの薄い膜である。再生力は無く、一旦取り除くと生涯再生しない。医学的には、何の働きもしない、あるいは角膜実質を保護するためだけの存在であり、取り除いても視覚に影響は無いとされている。近視矯正手術において、このボーマン膜を除去する術式が存在する。



由来

19世紀にウィリアム・ボーマン (William Bowman) が発見し、その名が冠された。









【出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』】




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