体験事例3.― メガネの掛け方
私がメガネを掛け始めたのは、もう数十年前のことでした。
当時、眼科さんでメガネを処方してもらったんですが、お医者さんはメガネは掛けたり外したりせずに、掛けっぱなしにしなさいと、おっしゃいました。
メガネを作ってもらった眼鏡屋さんにも、同じ事を言われました。
だから、勉強のときも読書の時も、ずーとメガネを掛けっぱなしだったのです。
でも、近視は急激に進んでいきました。
ところが最近、ある視力回復センターで「メガネは遠くを見てぼやける時のみ使う」ということを知りました。
昔と違って近頃の眼科さんも、そのようにおっしゃるようです。
また、高校生の頃、眼鏡屋さんから、「よく見えるメガネと少しぼやけるメガネと、どちらを作りましょうか」と聞かれたことがあり、何も知らない私はよく見えるメガネが良いと思い、作ってもらいました。
でも、実際に掛けてみて、くっきりと見えるのですが、何かしら目が疲れたのを覚えています。2〜3日くらいで、慣れてしまったのですが・・・・・・・・・・。
これも、前出と同じ視力回復センターで、「目にとっていいメガネは、良く見えすぎるメガネではない」という事を教えてもらいました。
広く普及している身近なメガネでさえ、間違った知識のまま掛けており、私と同じような人が、世の中にはたくさんいるだろうなと思います。
この間違いが、逆に近視をさらに進めているという事を知らないで・・・・・・。
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